「世界から猫が消えたなら」川村元気

世界から猫が消えたなら

世界から猫が消えたなら

長男からのおすすめ本。

2月の参観日に図書室の先生とお話したところ、
長男にこの本を勧めたのは図書の先生。

長男は素直に読んで素直な感想を話したそうです。

確かその頃、長男は私にも
この小説のあらすじらしきものと感想を伝えてくれました。

でも日々忙しくて
子ども達の声をきちんと聞いてないことを
この本を読んで感じました。

物語は死期近い主人公の前に悪魔が現れ、
悪魔の言うものを世界から1つ消すことで
主人公の命が1日延びる。。

この悪魔のチョイスが
主人公の大事なものだったりします。

不思議な話ですが、文章として読みやすく
最後、泣けます。

私がポイントだったのは、主人公が男の子で
母親からの生前の手紙を
以前付き合っていた彼女から受け取り、読み号泣するところ。

これは自分が母親だから、ぐっときました。

長男が泣けたポイントを知りたいような
知りたくないような。

この本を購入して読んでいる最中も
長男に本を持ち去られ、
なかなか読了できませんでした。(苦笑)

著者は映画プロデューサー、作家。
東宝株式会社映画企画部所属で
2005年「電車男
2008年「陰日向に咲く
2011年「モテキ
2011年「宇宙兄弟」「おおかみこどもの雨と雪」。。

おすすめな1冊です。映像化されるかな。