久々の茨城帰省が夏の思い出。。

今週のお題「2013年、夏の思い出」

夫は「1年に一度は帰省すれば。。」とすすめてくれるのですが、
ビミョウに実家(実母)が苦手な私。

1995年から長野県に住んで帰省であまり良い思い出がなかったのですが
今回は楽しく過ごせました。


震災の少し前に亡くなった父の1周忌に行こうとした
昨年冬、
次男が絶妙なタイミングでインフルエンザに感染。

父の墓参りに今年の夏は茨城に帰省しました。

父の墓の亡くなった年の修正もできていました。

笑い話のようですが・・
墓石の父の没年が一年間違っていたのです。
昨年の夏夫が見つけて、実母は石屋さんに連絡。

被災後の日々の中、
いろいろたいへんだったようで
母は気づかなかったようです。

ちなみに実家は妹夫婦が母と同居です。

実母と妹は味わい深い人物のため
妹の旦那さまはそれはもう良い方です。

実家で話をしている途中、
わが家の息子たちがどうしても海がみたいと出かけて、
拾ってきた貝殻が、下の画像です。

海と言ってもいろいろで
私の中の海はやはり生まれた茨城県北茨城市中郷町小野矢指の海。

勿来海水浴場や大洗海水浴場よりも
砂が白く、貝がたくさん落ちています。

離岸流があり、海水浴場にはなってなくて
震災前は首都圏からサーファーが来る浜辺でした。

震災後、やはり津波のイメージも強く、
遺体があがることもあるので近づかないようにと
地元の方に言われてましたが・・
子ども達は日頃海の無い生活なので
嬉々としてとして海辺へ走ったのでした。

海から走って1分の実家・・
あの震災で津波が来なかった幸運がしみじみです。

震災2週間前に亡くなった父が全力で実家を守ってくれたのかな。

父がその年末に玄米30キロを購入していたのが
被災後の近所のヒトの非常食になり、
あまり近所のヒトが行かないガソリンスタンドのカードが出てきて
そこのガソリンスタンドではカードを持つヒトに
ガソリンを他の店よりも制限をゆるく給油してくれたり
発病からたった2ヶ月で亡くなったため
被災後の家の修理に父へ電話をかけてきて
その死を知った方々が多くいたこと。。

なんだか不思議なことが多い父と震災の後のできごと。

それをしみじみした夏でした。