今年の紅葉は

今日はお昼から週末のお買い物に行きました。
無事、明治の「おいしい牛乳」を買いました。

我が家は中津川方面や伊那よりも塩尻方面へ出ることが多いです。

木曽へ来て7年になりますが、
毎年の紅葉もそれぞれ違うなあと感じるようになりました。

運転する夫によると9月10月の雨が少なかったので
今年の紅葉は今ひとつかもねとのこと。
意識してみると枯れている広葉樹が多い感じです。
それでも秋の山の美しさは格別ですが。

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最近、読みたいな、と思う本がなくて、
昔、本当に20〜30年ほど前に読んだ本を読み返しています。

文字が読めるようになってから
小中高校、大学にかけて、
テレビはほとんど見ないで
読書の日々に明け暮れていました。

長男も次男も本は嫌いではないようです。

私が初めて触れた随筆は教科書に書かれていた
三浦哲郎の「春は夜汽車の窓から」です。
この文章は今も心の残っています。
これがきっかけで三浦哲郎の「忍川」を読んだなあ。

声に出して読むとリズムの良い
夏目漱石 草枕夏目漱石の「草枕」も好きです。
これは青空文庫にあるので、風情はないけれどパソコンで読んでます。
(以下、青空文庫からのコピー)

山路やまみちを登りながら、こう考えた。
智ちに働けば角かどが立つ。情じょうに棹さおさせば流される。意地を通とおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高こうじると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟さとった時、詩が生れて、画えが出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りょうどなりにちらちらするただの人である。

目で読む文章もあるけれど、
私は声に出して読むとリズムがいい文章が好きです。

明治から昭和にかけての小説は古いけれど、味わい深いものがあります。

川端康成の「掌の小説」も最近トイレで読み返しています。
これは受験の対策テストで問題文になったのがきっかけで読み始めたなあ。
一遍一遍が短くて、その情景が目に浮かぶ文章は秀逸です。

私は数冊同時に読むことが可能です。(笑)

深呼吸の必要

深呼吸の必要

これは大学の時に学部の違う友人にすすめられて
初めて読んだ詩集です。
これは時々手に取ります。
深呼吸が必要なときに。

同じ著者の「食卓一期一会」もいいです。
これを読むと食事をきちんと作らなくちゃと思えます。

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さてさて、あたらしいlifebookになれなくちゃ。