次男の成長

次男の忘れ物ピックアップと
最近の様子を担任の先生にお聞きしたくて
昨日の夕方、小学校へ行きました。

最近の次男の普通学級での様子をお聞きしました。
本人の集中力に合わせて情緒障害支援学級「あおぞら」へ通級しているとのこと。

他の生徒さんはお掃除当番は
ルーレットで決める等の場面の変更に対応ができますが、
次男は急な場面の変更はとても苦手です。
それだけでその場にいることが困難です。
そこで担任の先生が考えて、
次男くんはみんなの机をキレイに拭いてというお掃除。
最近は机を拭く作業がおわると
クラスの水道のシンクをピカピカにしていますと聞きました。
汚水の入る部分も分解してかびた排水溝をスポンジでこすり、
水道の蛇口もピカピカにしてるのと
後で本人から聞きました。

アスペルガー症候群と診断が下って1年。

アスペルガー症候群もいろいろあります。
本当に千差万別の症状があり、
本人の苦しみが一番ですが、
それに対応することがどんなにたいへんなことか。

私は次男は乳幼児期と保育園以前と保育園時代に漠然と
育てにくさを感じていました。
育児書や発達障害の本も読み込みました。

発語も早く、不器用さと運動能力の低さはあるものの
いわゆる自閉症特有さはなく、
時々感情の爆発と私と長男に対してのかみつきや暴力、
本人の自傷行為が気にはなってました。

次男の感情の爆発は、
夫にはまったくでませんので
そこが盲点だった気がします。

保健師さんの意見も様子見でとのことで
小学校は普通学級で入学しましたが、
やはり集団行動は次男にはかなりたいへんだったようです。

2年生になって担任替わり、
次男はかなり混乱した1学期を送りました。

そこに毎月2回の
SST療育(ソーシャルスキルレーニング)で
次男なりの自分の感情の波と周囲への合わせ方、
自分が落ち着くスキルを学んでいます。

10月に入って次男は自分から情緒障害支援学級へ
自分から通級しています。

そこで今後のことを就学相談で話し合う予定です。

今日驚いたのは、次男がゴミ箱にセットしてある
ゴミ一杯のビニール袋を自分でこぶ結びして
バックのようにもてるようにしたよと見せてくれたこと。

1年生の時の朴葉巻きの授業で
ひもを結ぶが全然ダメだった次男。
遅まきながら成長だなと感じています。

勉強も集中力は続きませんが、
お父さんのテレビみたいぞ〜光線に負けないために
お父さんには別室に移動してもらっています。

お父さんはかなり不満そうですが、
アスペルガー傾向二人となると
私は次男の制御はできません。

次男にとってお父さんは怖いくらい大好きな存在です。
でも大好きすぎて、怖いお父さんのいろいろで
最近次男は顔にチックの症状がでてきました。

なのである程度のところで、
お父さんには退席してもらっています。

タイマーで休憩時間をセットして、
次男の出来る分の学習を進めています。

しょーじき、面倒ですが、それも運命なのでしょう。。

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一方、長男の勉強。。

勉強の方法がよくわかってないですが、
本人はこつこつやっているので
必要になればなんとかするかなあ。。疑問です。(^^;)

長男は一時期勉学への興味がなくて
刀研ぎ師になりたい、日本刀を作る人になりたい、
(なんでそんなものに・・・)
だから高校も行きたくないと言っていたので
自衛隊に入るか、物作りの修行でもするかと
私はネットで調べてみましたが、
夫の「高校くらいは出た方がいいぞ」という意見が効いて
ただ今それなりの勉強中です。

それなりがどのくらいかというと、
自分の身長が100パーセントの努力とすると腹のあたりだそうです。
前回の中間テストでは膝くらいだったとのこと。

そんな例えでいいのか。orz

中学生は部活も勉強もいつも全力投球ではないのか?と
1981〜1983年中学生だった
自分はふざけるな!檄をとばしたくなりますが、
長男に私の言葉が心に入っていく状態ではなさそうなので
「めい一杯まで勉強して悲惨だったら声のかけようもないから
そのくらいでいいんじゃないの」と言ってしまいました。
(あぁ、やっぱり私はバカ親)

夫もそれなりに関わってくれますが、
成長度合いにあった
関わり方をしてもらえるとうれしいです。

夫は次男に一生懸命正しい鉛筆の持ち方を見せて、
これをマネするようとみせつけて威圧します。

でも次男は見せられてもできないのです。

そこが次男の障害なのですが、
どうも夫はそこは理解できない様子。。

学童クラブで発達障害児への親の接し方で
妙に勉強をさせたがる親という話にうなずいていたようです。
それって夫・・あなたのことなんですが。。

夫は次男にチャレンジをすすめてやらせています。
でも次男自身の力ではどうも続かなさそうです。

夏から公文を次男がやりたがって、
集中時間も次男にぴったりの5〜10分で続いて
現在B教材の半ばです。
かなり集中して頑張りました。
2ヶ月でこの量は次男にとって自信となったと思います。

母としてはそれだけで十分だと思うのですが
次男は言うには好きな算数の公文と
1年前やっていたピアノを再開したいそうです。

次男が自己表現できる場を増やしていけれると良いのですが。

夫はどうも次男対自分で耳の痛いことになると
僕は町の健康福祉係長のポストで話を聞いてますね。
当事者は夫本人なのだけど。

次男が将来に希望を持てる行動の
手助けをする考え方にシフトしてほしいなあ。

でも私が言うと専門家ではないので
「素人が何を言う!」と叱責されますが。。

誰かに夫の件を相談してみようかなあ。

来週は就学相談がありますが、
私は仕事のため夫のみの参加です。