「ソロモンの偽証」読了

ソロモンの偽証 第I部 事件

ソロモンの偽証 第I部 事件

ソロモンの偽証 第II部 決意

ソロモンの偽証 第II部 決意

ソロモンの偽証 第III部 法廷

ソロモンの偽証 第III部 法廷

I部は引き込まれてあっという間に午前様になりました。
さすがストリーテラーの宮部みゆきだなあと久々の感慨。。

II部はちょっと中だるみしたけれど、
引きつけ感は強くて、図書館から次巻来るのをまたずに
書店でIII巻を購入しました。

感想は、宮部マジックの一言。

自分は現在中学生の母親だけど、
この登場人物のような家庭はとても希少価値の家庭で
登場人物もかなり特化された人物像たち。

読後が悪くなかった分良し、でしょうか。

この本の分厚さに引いて
読まないヒトがいるだろうなあと思いつつ、
このくらいの文章が読めなくて
どうするんだと思う自分がいます。

薄い本でも川端康成の「掌の小説」のように
ドラマになる短編集があるのも確か。

デビューから追いかけて読んでいる宮部みゆき
本屋大賞・・今回は狙ってもらいたいけれどどうでしょうか?

2人とも、雑誌に掲載しているときから読んでるけれど
三浦しをんの方が本屋大賞受賞ははやかったのがちょっと切ない。