動きながら考える

30年前私の通った中学では、片道40分の自転車通学でした。
大半の生徒が自転車通学の場所に中学校がありました。
雨の日は雨合羽を制服の上に着用して、雨の中自転車通学です。

幼稚園から中学2年までピアノを習っていたので
楽譜をみてメロディーが分かるのは気持ちの良いものです。

ピアノだけでなくフルートをはじめたのは小学校5年生。
中学で吹奏楽部に入りたい&習う教室を見つけた!ので
親を説得して楽器を買ってもらい、
フルートを習い始めました。

ピアノは一人で弾くことが多いけれど、
吹奏楽をやるようになって、
全体の音をつかめるようスコアを読むようにもなり、
自分がパートリーダー
時間がドンドン足りなくなりました。

放課後部活ができる時間は2時間ほど。

体力作りとパート練習と全体練習でクタクタで
自転車通学で40分かけて帰宅。

その40分、どうやったら効率よく次のことができるか、
真剣に考えていたのを覚えています。
例えば、習字、ピアノ、フルート、英語、数学の塾のスケジュール、
高校受験への模試の申し込み、英検の申し込み。
その他、好きな作家の文庫本をどこの図書館から借りるといいか。
その考えを後でスケジュール帳に書いてました。

考えてないときは、ただひたすら、
国語の漢文の課題の暗唱や
社会の課題だった日本国憲法序文の暗記をしたり、
なにもしてない時間は少なかったです。

一緒に通う友達はいたのですが、
全員部活が違うので帰りはそれぞれ。
自転車通学の40分は長く、
その時間で動きながら考えるクセがつきました。

今だと両親が送り迎えしてくれて
親子の会話が弾むのかな。。

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小学生で楽譜が読めることは普通だと思っていましたが、
長男は全く興味が無いようでソプラノ笛も怪しいかも。

次男は保育園から音符が好きで、
長男の小学校の音楽用「みんなのうた」をみて
私のキーボードを弾きます。
これも個性なのかなあ。。

次男は音楽が好きだけど、
それ以前に解決しなくてはいけない課題が多すぎて
楽器を習えるまでに行きません。
でもなんとか高学年までには楽器が習えると良いね。

お母さんも次男と一緒にピアノをもう一度習いたいかも。
これは5年後くらいの野望かも。