自分が食べなくても。。

今日熊本のおじからスイカが届きました。

毎年この時期においしいスイカ
送っていただいて何年かになります。

おじは母の従兄弟で20代は茨城県に住み、
埼玉へ引っ越し結婚し長く埼玉にいましたが
数年前奥さんの実家の熊本県に移り住みました。

しばらく声を聞くこともなかったのですが、
父の葬儀の折り、
私のことをいろいろ親戚にきいて
心配してたぞと声をかけてくれました。

イカをありがとうと電話をしたところ、
「地元の名産なんだが、
なかなか自分たちでは食べなくてね」
とおじが言うのを聞いて
このおはなしを思い出しました。

一つの花 (おはなし名作絵本 21)

一つの花 (おはなし名作絵本 21)

小学校の国語の教科書にあるおはなしです。

私も長野県に住むようになり、
実家や親類に季節の贈り物を贈るようになったけれど
自分では食してないものもあります。

おいしいと知ってはいても
自分たちで食すにはちょっと手が届かない。
でも相手の方が喜んでいただくならうれしいのです。

最近は食事で
自分の分が息子たちの分になることが多いですが
「もうひとつ、ちょうだい」と言う子の気持ちを
感じられる余裕を持ち続けたいなと思います。