負けてゴメンナサイといわなくてもいいよ。。

木曽町福島中学で
第15回木曽郡健全育成大会がありました。

年々剣道をする子ども達が少なくなる中、
この大会は15年続いています。

長男が剣道を始めたのは小学校2年の秋。

この大会は男女別で
小学校高学年の部、中学生の部の4つのトーナメント制。

私はここのところ長男の試合をみる機会がなくて
久々に生で試合をみました。

良い試合で、でも負けました。

去年見た試合より切り返しの反応が良くて
残心もあり、成長がありました。

帰りの車で長男が言った
「負けてゴメンナサイ。応援ありがとう。」
心にじんわりしみました。

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弱いなりに強くなりたくて
信州大学の少年剣道に通って
もっともっと真剣に強くなりたい、
強くなる同世代の存在を知って打ちのめされたり、
住んでいる町で同世代の剣道をする子がいなくなり、
剣道をする子の多い王滝村へ通うようなって
長男の剣道ライフは大きく変わりました。

自然、人との関わり、人の温かさの大切さを
長男は剣道から学んだと思います。

長男のしなやかな感性は弱く見えて強くたわみますが
それも思春期なのでしょうね。

親にゴメンナサイと謝る日常だった私は
我が子の「ゴメンナサイ」はちょっと切ない。

負けたことは謝らなくてもいい。
本人が悔いなく過ごせたならそれで母は十分。